この一年、いろんなオリジナルを
地味〜〜〜に、産みだしておりまして。。。
その一つがこの茶器。
できた〜〜〜〜〜〜!!!
は〜〜〜〜〜。
時計を戻せば12年前。
薬草茶をブレンドして
茶葉で売ってた時代に
よく言われた。
毎回お茶を煮出すのめんどくさいし
ほら。お茶カス捨てるものしんどいし
洗い物も増えるし
そんな家で一人
ポットに入れてなんて
してられない。
同じく。。。
私もめんどくさがりや。
そらお客さん来たら
急須で出すけど
一人の時にちょっといっぱい飲みたいって
思った時に
簡単に飲みたい。
で、見つけたのがガラスと
蓋がプラステッィクの茶濾しが入ってるの。
でも。。。。
な〜〜〜んか、嫌だ。
なんか嫌なのよ。
これはね。
私が変なだけかもしれないけど
人もだけど
物のオーラも見える。
何も訴えてこない。
何も出てこない。。。
作り手が見えない。
ってのは当たり前のこと。
機械で全部できる大量生産だもん。
でもそれは安いから
需要があるんだよね。
でもそういうのって
なんだろう。。。
恋をしないで、
とりあえず付き合っとこうか的な
感じ。
愛着が湧くはずがない。
私は生きる上で
もう40歳以上は
どんな小さい物でも
これというものを
壊れてない限り
ずっと自分が死ぬまで
ずっと日々毎日使える物を
買う。
そういうものが
生活の全てでありたいと思う。
大事だから高いから使えない。。。
そんなものでもなく、
生活用品すべて
ガンガン使っていく。
でも使えば使うほど
愛着の湧く物。
これは、ひろしと一緒に
なる時にひろしに言った。
私は、しょーもないものは
買わない。
めっちゃ高い物だっても
それが本当に欲しかったら
プレゼンしてちゃんと解ってもらっては
もらうけど
それでもそういう愛がどんどん湧くもので
すべて埋め尽くしたい。
とりあえずは嫌だ。
それは私の生き方。
結局、とりあえずって買っても
それってゴミになる、じゃ〜〜〜ん。
って、ほんとになるのよ。
これが!!
捨てる時もさ。
どんなにとりあえずって買ったものでも
なんかな〜〜〜って。
虚しい。。。あ〜〜〜って。
それで、大体捨てられずに
家にものが溢れていくんだろうけどね。
ものは少なければ少ないほうがいい。
本当な、ちょっとな生活がしたいんだけどね〜〜。
でも、どんどん増える。
でも、どれも気に入ったものばっかりなんだけど。
でも。
本当に恋したものは
すべてどこに置いていても
後見た目に見えないし
乱雑に収納していても様になるのだ!!
わたしの生活理論。w
片付けられない性格だからこその
収納術。w
話が逸れたけど
そんな生活用品でも
昔から好きなのが陶器。
昔から好き。
陶器がどうのこうのとか
知識ゼロだけど
なんか小さい時から好きだった。
祖谷のおばあちゃんの家にある器は
すべてなんだか重たい
子供から見ても
重厚感がある器だったな〜〜。
お母さんも昔は
いい器持っていたのに
いつの間にかほとんどプラッチック食器。
みんなでご飯なんて時なんか
皿もコップも紙な時もあって。
え!!!紙コップと紙皿って
どういうこと???
え?だって、捨てたら
片付け楽やん。ってさらっと。
タラバガニを
かにかまでええやんと
言うくらい、食に1ミリも興味がないと
こうなる。
お客さんで
長い間入院してて
当たり前だけど病院食の
食器はチンできるプラスティックのみ。
それをいくらか払ったら
陶器に変えてくれるサービスがあったらしく
中身は冷食には変わらないけど
すごくすごく心がは〜〜〜って
なったって。
こんな食器で変わるって。
そうなんだよね〜〜って。
で、ずっと
この便利な茶器を陶器で
誰か作ってくれないかな〜って
思ってた。
なぜなら、この世にこんなの
ないんだもん。
だれか、こ〜〜〜んな便利なもの
作らへんのかよ〜〜って。
でも、待てど暮らせど
そんなものはない。
そして、ひろしと出逢った。
そしてそんな話をした。
こんなの作りたいんだけど
今から陶器職人には
なれんのよね〜〜。
って言ってたら
おれが日本一周している時に
スーパーで食べ物買おうとしてたら
声をかけてくれた人がいてね。
その人が備前焼の登窯の釜元の
奥さんで
ちょっとおいでよって誘ってくれたって。
それで、宿泊まらせてもらって
手伝いしたんだよね〜〜。って。
すごくいいご夫婦で
作る陶器もすごくかっこいいんだよねって。
で、岡山まで家族で会いに行った。
やっぱり人だね。
本当そう思う。
ひろしの全国にいるお世話になった人は
本当に心が綺麗な人ばっかりなの。
私も含め。w
日本昔話に出てくる
小汚いよぼよぼのじじいが
実は福の神だったなんて
よくあるけど
ひろしは、旅中
お金もない、宿もない、
服はボロボロ、靴はボロボロ
髪は伸ばしっぱなし
風呂に入れてない時もあったらしいし
とにかく見た目が
浮浪者とそう変わらないけど
日本旅中に出会った
ひろしに、おい、そこのおまえ。って
声かけた人は
私が合わないはずがない。
どうやら変なものが好きな人は
心がピュアなのね〜〜。
愛が溢れてる。
そんな愛の溢れてる作品だと
窯元に行って作品を見て思った。
変な中途半端な
偉そうな作家的な人たちとは違う。
本当に土が好きで
焼き物が好きで
備前を愛している。
備前土は
他の土と違うのが
昔から
備前の壺に、汲んできた水を
入れておけ。
綺麗な水になる。
お酒も1日待て的な
なんかあるらしい。
おいしくなるんだって。
そんな土の性質も好きだし
釉薬を使ったいろんな柄の
焼き物も好きだけど
土っぽい素焼きの
しかも電子窯ではなく
大きな窯の中に、作品を並べて
いっぱい薪を入れて
高温で何日も焼き続ける。
めっちゃ大変。
聞いただけで感動する。
昔はそう言うふうに
陶器を作ってたんだな〜〜って。
私の夢は江戸時代な暮らしを
すること。
江戸時代を再現した時代劇を
たまにお母さんが見てると
そこに映る生活用品が
目に留まる。
ええな〜〜こんな生活。
って言うと
お母さんがえ?みたいな。
あんた変わってるなって。
こんな台所用品
今ないって〜〜。
あ〜〜羨ましいって。
そして、
自分がこんなものが欲しいってものを
作ってくれた。
すべてひとつひとつ
手で作る。
根気のいる作業。
そして、知ってる???
蓋がついてるのってさ、
どんなに合わせて作っても
乾燥したり、焼いたりしたら
どれぐらい縮むかわからない。
しかも、割れたり。。。
本当に大変だ。
だから第一弾目は
たくさん作ってくれたのに
ちょっとしか商品化できなかった。
それを店に並べて置いたら
速攻なくなってしまった。
え。
これめっちゃ便利やん。
しかも備前焼なん??
素敵〜〜って。
うちの薬草茶をいつも買ってくれる
お客さん。
ぶっちゃけ、急須めんどくさかったのよ〜〜って。
だろ〜〜〜!!
って。
うちの薬草茶を
買ってくれている人に
早く届けたい。
でも、すぐにまた
作れるものじゃない。
本当に大変なんだから。
そして、今回
またたくさん作ってくれた。
そして、割れたり合わなかったり。。。
でもそれでも前よりは
たくさんできた!!!
この蓋がなかなか合わない。
でもちゃんと合うのができた。
うれしい。
お茶は暖かいお湯で抽出するときに
湯気が出る。
湯気にも養分がしっかり入ってる。
逃したくない。
茶葉を入れて。
茶を注ぎ。。。
蓋をして待つ。
茶濾しはでかいのにしている。
わたしのハーブって
でかい。
みなさん、薄々気がついてると思うけど。
でね。
この中でハーブがお湯の中で
踊るのよ。
これがさらにおいしくなるコツなの。
茶腰を外すんだけど
こっからがまた蓋の活躍っぷりがいいのよ。
乗せれるのよ〜〜〜。
お茶入れて、ダイニングからリビングに映る。
ソファーに座って、抽出を待って
飲みたけど、またリビングへ行く。。。
それもめんどくさいんだな〜〜〜。
ここにおけばいいの。
は〜〜〜。
やっとできた。
茶器は微妙に違うから
店頭で買うときは
自分である分の中から選んでください。
通販の方はおちづのお任せです。
あ〜〜〜美味しいお茶が飲める〜〜〜。
ルンルンや〜〜〜。
というわけで、完成お披露目〜〜〜。
是非どうぞ。
chitreeオリジナル 備前焼茶器