有機食材&無添加食品

みなさん。ご無沙汰。

 

ただいま、妊娠14周目。

 

1日数回吐くのが

日課になってきたものの

胃の中のものを外へ出す

生物の機能はやっかいなもの。

 

吐かなくても済むならそうしたいところだけど

今は吐かないと気持ち悪くて

飲むことも食べることも

寝ることさえできない。

 

だから言い方でわかりやすくするなら

早く吐き出したいって感じ。

 

先週まで、水分すら

喉に流し込むことができず

毎日点滴に通ってたわ。

 

点滴をしないと脱水症状にもなるし

栄養失調にもなるのもわかってるけど

とにかく永遠気持ち悪いから

家から出たくないっていう気持ちと

葛藤しながら、どうにかこうにか

自分を奮い立たせて病院に通ってた。

 

点滴でどうにか生命を維持してるって

感じ。

 

身体は、喉からがぶ飲みしたいほど

喉がからっからで

水分を一気に流し込んだら

どんなに身体が気持ちいいんだろうとか

美味しいものをたらふく食べたい欲求が

日に日に増して

病院に置いてある料理本とか

タウン情報誌のグルメ欄をじーーと眺めては

あれも食べたいこれも食べたいと

思いを馳せてると看護師さんが

食べられないのにそんなの見たら

余計に辛いでしょって。w

 

食べられるようになった時に

食べられるように情報を集めてたり

食べられないからこそ

美味しそうな料理を見て

食べれるようになった時を

想像して、とにかくこの辛さを

乗り切ってるって。

食べれる=希望だよね。

生きる希望。

 

点滴だけで命維持するなんて、、、。

妊娠はいつかは終わるからいいけど

これが病気で生きてる間ずっと食べれないとか

呆けちゃってベッドの上で管だけで生きてるとかさ。

そんなことなら、殺してくれって思うぐらい

食は命。

 

食べ物を食べられるって本当に

命に代え難いもの。

 

点滴で水分も摂れてるとはいえ

やっぱり口に入れるものには敵わない。

 

でもうれしいことに

今週から

水分も食べ物も少しずつ撮れるようになって

点滴生活から抜け出した。

 

なぜならもう点滴が嫌すぎて

食べられないストレスと飲めないストレスで

5キロも痩せてしまった。

 

これではダメだと

自分を奮い立たせ

普段なら絶対に手を出さない

飲料と食べ物を

いろいろ買い占め

どれなら今食べられるのか、飲めるのか

試すことにした。

 

 

とにかく、なぜだか

味気のないものは唾液と脳が反応してだか

拒否反応を起こして入れても

1秒後吐き出してしまう。

 

まずはカルピス。

濃いカルピスと普通のカルピスがあって

当然普通のにしてみた。

カルピスなんて小さい時に

飲んだ時以来。

 

吐かなかったけど

これは甘すぎるし、飲んだ後が

胃がもたつく。

普通でこんな甘いのに濃いカルピスなんて

誰が飲むんだろうって、、思った。

却下。

 

炭酸類も飲んだけど

吐かなかったけど甘すぎて

日常的に飲み続けるには

糖度がおかしいから

それこそ違う病気になる恐れがあるので

却下。

 

そして、勇気を不知り絞って

お茶系をいろいろ買ってみた。

カフェインが入ってるから妊婦として

ずっとは飲めないけど、味が飲めるかどうかだから

試してみたら

飲めた!!!!

でも飲めたのも2日間。

普段もそうだけど

お茶類は糖分も入ってないから

一見、身体に害がなさそうだけど

数年前にペットボドルのお茶の添加物の危険を

講座で聞いて生産の真実を知ってからもあるけど

昔からお茶を飲むと胃がもたれてたのを

それは添加物によるものと指摘されてから

飲まなくなってたんだけど

今回もやっぱり胃が気持ち悪くなった。

水分は取れたのは助かったけどね。

 

という流れで

身体が唾液と水以外受け入れ可能に

徐々にして行って

今は家の自家製番茶を飲めるようになった。

ほっと一息。

 

今度は食べ物。

水分が摂れるようになったことで

スープから試した。

 

もちろん、出しから。

この時ほど、

この商品に出会えてて良かったなと

心から思った。

 

 

 

出汁の粉。

お湯に溶かすだけでも美味しいけど

それだと舌が物足りず

塩と醤油だけ。

あとは食べられそうな野菜を

 

小さく切って煮込んだので

徐々に胃を慣らしてみることにした。

 

大さじ一杯に対して

カタクチイワシ丸ごと3匹分の栄養素が入ってる。

 

最近、テレビでも

動脈硬化予防、糖化予防、酸化予防に

青い魚に含まれる栄養素が体にいいって

どこでも放映していて

一週間毎日イワシやマグロやら食べ続けた

結果こんな数値が下がった〜〜みたいなの

よく見るよね。

 

でも普通にイワシを3匹丸ごとなんて

食べれない。内臓も骨も目ん玉も食べないとね。

無理だ。

しかも3匹も。

でも体を退化させないものが

これなんだもんね。

 

この粉は魚を機械で潰して粉にしてるわけじゃなくて

圧縮法という特殊な製法で

骨まで粉々にして、油分だけを抜いたのと

原木椎茸とにんにくが入ってる。

 

この粉を溶かしたのを沸騰させるとわかるけど

アクが出ない。

それだけ良質ってこと。

 

こんな身体になってしまって

本当に思うのは液体で

こんだけの栄養素を摂れることが

身体にとってとてもありがたいことだなと思う。

 

どんな事情にせよ、

消化器の機能が落ちたからといって

食べないのは身体が衰弱していくだけ。

点滴だけで生きていられるけど

そんなの嫌すぎる。

幸せってならない。

本当に。

舌で味を感じて、鼻で匂いを感じる。

これこそ元気になる糧。

 

スープが飲めるようになって

今度は応用で味噌汁を作ってみた。

白ご飯は味がなくて食べられないから

最初は味噌汁だけで過ごし。徐々にだけど

胃を回復させるべく

炊き込みご飯を作って挑戦してみた。

 

毎日、ひろしやあんじが朝に

美味しそうなおにぎりを食べてるのを

眺めながら横でいいな〜〜〜って

見ていた。

美味しいのはわかってるけど

今は食べられない。胃が拒否するからって

食べてるのを見て、満足していたから

ようやく食べれるこの幸せと言ったら。

 

味噌汁を久々に舌で味わい、鼻で感じ

胃に入る。

なんて幸せな食べ物。

 

味噌汁にチャレンジする前に

ひろしにもしかしたらコーンスープとか

ドロドロだから飲めるかもって

パックの液体コーンスープを買ってきてもらって

温めて飲んだ。

飲めたことがうれしかったけど、

食してる時はそうでもなったけど

飲み終わったあとの舌の違和感。

 

そう、添加物ね。

 

普段は身体に良い悪いは別として

大事なお金を添加物入り食品に費やしたくないという

気持ちが働いて、買うことはなかったけど

とにかく何が食べれるか食べれないか

死活問題に追い詰められて

自分で一から作るほど元気じゃないから

加工物に頼ったけど

身体がというより舌が

添加物食品を感じてしまう。

 

単純にまずい。

そして舌に残るこの感じ。

何を飲んでも、食べても同じこと。

舌が普段よりさらに

添加物反応装置として敏感にキャッチしてしまう。

 

妊婦さんだから身体に良いもの

食べなさいって言うけど

食べたくても身体が思うようにならず

一から作れないしどうしても

加工食品や出来合いものに頼っちゃうのも

理解できる。

けど、食べたら結局私の場合は

さらに舌がずっと変な味が残って

胃は荒れて、数時間苦しむ羽目になると

気がついた。

 

そして、こんな敏感な舌になって

改めて思うのは

自分で自慢できるところって舌だなって。

美味しいものを知っている。

ちゃんと分かる。

それって、顔が綺麗とか

足が長いとかそんなことより

私は生きていく上で最高のギフトだと

最近思えるようになった。

 

そして、店で紹介できる

職業で、私のことを信用してくれるお客さんに

美味しいものを料理としては提供できなくても

素材としてて提案できる職であることに

誇りをもてる。

 

出汁の粉もそうだけど

この味噌。

本当に美味しい。

こんな美味しい味噌汁が

家で食べれるなんて

最高に幸せだと思う。

これ以上の極上はない。

 

 

 

 

家に自分で作った手前味噌もあるけど

これには勝てない。

いろんな味噌を試してみたけど

これには勝てない。

 

なんでもだけど

原料も作り方も満点だからといって

美味しいとは限らない。

 

美味しくないものもたくさんあるし

出会ってきた。

買っては試し、銀見し

失敗もしてようやく出逢えた味噌。

 

本当に日本人でよかったと思える。

美味しいご飯に美味しい塩で握って

美味しい海苔で巻いたおにぎりと

美味しい出汁と美味しい味噌で

美味しい食材を入れて作った味噌汁。

これが一番贅沢だ。

毎日飽きずに食べれる。

栄養も満点。

これ以上の原料のクオリティーと

美味しさを超えるものがあるなら

ぜひ教えて欲しいほど

美味しい味噌。

 

濃くもなく、甘すぎず、辛すぎず

料亭で出されるような味噌汁とは又違った

昔、田舎のおばあちゃんが作ってくれたような

優しい味。

イライラしてても、あったかい味噌汁飲んだら

心が解けるような味。

 

今は食べらるものが限られてる中で

いかに良質で

健康的に

そして美味しく食べるかしか

今頭にない。

 

魚とか肉とタンパク質が

たくさん摂れない弱った胃腸にでも

出汁で十分タンパク質もとててるし

発酵食品もとって腸内環境も整えれてるし

味覚がおかしくなるような添加物も

入れなくて済む今に満足できて

今は気持ちも上昇中。

 

唾液が相変わらず飲み込めず

睡眠不足と戦ってるし

いろいろ不便だけど

妊娠も3回目だし、年齢も年齢だし

調子の悪い時は思う存分廃人並みに

調子悪くしていられる環境を

ひろしや子供達が大きな器で

構えてくれてることに感謝。

 

妊娠は病気じゃないけど

それぐらい不安だったり苦しかったりする。

 

新しい命がお腹で育ってることへの

幸福感や母性や

周りが大事にしてくれる特別感を

幸せと感じれる貴重な時間でもあるけど

すべての人が幸せを感じて妊娠中を

過ごせるわけでもない。

 

環境が変化や体型の変化

思うように体と心が動かない歯がゆさだったり、

 

妊娠してしまうと

ちょっとたんま、今待って。。。とは

言えない。

 

ゆあんを身ごもった時に

人生で初めて、状況から逃げられない体験をした。

 

辛いからやめた。

しんどいからやめた。

環境の変化を受け入れられないから

やっぱりやめるわって。。。

人生、何を選択しても

途中でやめることは可能。

 

でも妊娠をやめることは

できる人もいるだろうけど

私はできなかった。

生まれて初めて自分がしたことへの

責任を取るってことが

どういうことなのかを学んだ。

 

23歳で適齢といえば適齢期なんだろうけど

まだ大人になりきれてもない小娘にとっては

すごく自分を成長させてくれたきっかけが

妊娠だったのかもしれない。

 

ゆあんの妊娠がなければ

未だないあっち行ったりこっち行ってみたり

ふらふら人生をさまよっていたかもしれない。

 

 

きっとこれからも山あり谷ありは

人生まだあるなら続くけど

そこに家族がちゃんと鎮座してくれて

一人じゃないことへの安心感がある。

 

妊娠は決して楽ではないし

ここまでひどい経験をしか

私は語れないから

妊娠って嫌だと思われても困るけど

嘘はつけない。

しんどいものはしんどい。

コウノトリが運んでくれたらいいのにって

この歳になっても思う。

 

そんなしんどいなら妊娠するなよって

言われるかもしれないけど

妊娠してみないとどうなるか

わからないし、しんどいとわかっていても

私は可能性があるなら

妊娠を女なら体験すればいいと思う。

本当にいろいろ学ぶから。

 

子供からしたらエゴかもしれないけど

子供がいる人生って本当に

親になる自分たちを大きく成長させてくれる。

 

成長することで

いろんな成長を遂げるまでに見えなかった

ものや景色がたくさん見えてくる

楽しみっていうのを

子育てを通して味わえる人生も

これまた面白い。

 

今はお腹もそんな大きくないけど

これからまたいろいろ月齢に合わせて

違うトラブルも出てくると

覚悟しながら

とりあえず今は

食べられるようになったことへの

幸せを噛み締めてる。

 

今は寝れないし日々で

家で引きこもり中だけど

食べられるようになって

家事が少しずつできるようになってきた。

 

眠れないのに、動けないというね。

だから時間持て余して

時間つぶしに動画見たりしてるんだけど

久々に

これを観てる。

 

観たことない人もいるだろうけど

題名を聞いたら大体の人が

あ〜〜っていうアニメ。

美味しんぼ。

 

これっていつからなのか調べてみたら

1983年だって。

 

まさしくバブル時代。

 

私3歳。

 

ひろしに食べられないのに

そんなアニメ見たら

余計辛くないの?って

看護師と同じこと言うからね。w

 

食べれないから食べ物見ないじゃなくて

食べれないからこそ、見たい。

テレビもそんな食レポみたいなの

興味なかったけど

今は食べ物の番組は食い入るように観てる。

 

いつか食べよう。

いつか食べるぞって。

そんな希望と夢。

私って食いしん坊だったんだなって

今更思う。

 

添加物だの農薬だのって

知らない時から

高校に入ってお金を手にし

自分で食べるものを選択できるようになると

友達みんなファストフードやらファミレスやらに

お金つぎ込んでたけど

私はあんなクソまずいもん大事な

お金払えるかい!!って

定食屋に一人で行って

お昼食べてから、みんながいるファスト店に

コーヒーとタバコを吸いに行っていた。

 

久々に美味しんぼを

観てるけど

、美味しんぼの内容にびっくりした。

 

今だからこそ、無添加だの無農薬だの

添加物どうのこうの認知されてきたけど

この時代からそれを結構がんがん漫画の中で

言ってるのにびっくりした。

 

今ならCMの影響であんなこと

言えないだろうなってことをがんがん言ってるのに

感動してしまった。

 

あなたが食べてるのは

本当の健康であったり

美味しさとは言えるんですか?

そんなものを美味しいと言えるあなたに

料理をする資格がないとか

主人公ががんがんぶった切ってるのね。

 

漫画見ながら、まさか

食の勉強ができるなんて

思わず、ただ料理が出てくるだろうからて

乱したのがきっかけなんだけど

はまってしまった。

 

ひとつに玄米が良いと

世の中ではいうけれど

農薬がかかった玄米を食べるのなら

皮を削った白米の方が

よほど健康的ですよ。っとか言ってるの。

は〜〜〜〜なるへそって思ったり。

 

サバ寿司の話も面白かったな〜〜。

サバの知識はもちろん

サバを締める、お酢の話で

寿司屋で買ったサバ寿司と

家で作ったサバ寿司で

家で作ったサバ寿司を食べた人が

あたって入院する話があるんだけど

原因を調べたら

家で使ったお酢が本来のきちんとしたお酢でなく

添加物で発酵を促したお酢風お酢だったり。

そんな調味料がスーパーには当たり前に

並んでいて、大半の人は

お酢と書いていれば本当のお酢だと信じているし

それは油でも醤油でもお味噌でも

同じようなことが言えるって。

すげ〜〜。

 

現代の人は絶対に知らないけど

その当時の人も知らないわけだけど

そうやって漫画で指摘してくれて

そうだったのかと気づいた人もきっといるよね。

 

美味しんぼ見ながら

素材の知識も上がるし

栄養素の知識も上がった。w

 

漫画じゃなくて

こんな店あったら行きたいって

思うところばかりなのが残念。

 

たかが食だろう。

お腹いっぱいになったらそれでいい。

美味しいと感じればなんでも良いって

人もたくさんいるだろうけど

自分的には

食は自分という肉体を作るもの。

その原料がどういうものなのか

きちんと知った上で

大事な身体に入れたいし

貴重なお金をそういうものに使いたい。

そして目で楽しみ、舌で味わい、鼻で感じたい。

 

みんなそれぞれどこに

人生お金を投資するかまちまちだけど

私は人生食べ物だな〜〜〜。

 

今は自分で作る

味噌汁が

自分を最高に満たしてくれる

生きる糧。

そして私とお腹の子の

大事な命綱。